昭和63年に線路付け替えにより役目を終えた旧国鉄篠ノ井線の明科~西条間。JR明科駅付近から廃線となった区間を歩く事ができると知り行ってきました。

JR明科駅から第二白坂トンネル入口まで行くと片道約6kmということで、往復12kmを歩くのは流石にしんどそうだったので、漆久保トンネルまで往復約9kmを歩いてきました。

鉄道好きという訳では無いのですが、総レンガ造りの漆久保トンネルや三五山トンネルを見ていると、これは明治時代に造られたものなんだなーと、感慨深いものがありました。

明科駅のホームから廃線敷の垂れ幕があります。
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JR明科駅です。
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駅を出るとすぐに廃線敷コースの看板があります。
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コースマップの看板を確認。
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迷いそうなところには看板が出ています。
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紅葉のシーズンに来ればキレイだったでしょうね。
冬に備えてほとんどの木々が葉を落としている中、未だに青々茂っている木もあります。
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線路をくぐります。
若干ですが、残念な落書きもあります。
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ここが潮神明宮かと思ったら違いました。 
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潮神明宮はこちら。でも立入禁止っぽかったので入口付近でしか写真が撮れませんでした。
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そして、看板に従い三五山トンネルを目指します。
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舗装がなくなり、こんな砂利道を歩いていきます。
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こんな感じの道が延々続きます。
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割とすぐに三五山トンネルに到着しました。
このトンネルは平成22年4月から通れるようになったようです。
来てもらうとわかるのですが、なんか雰囲気があって怖いです。
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入り口付近にこんな看板があります。
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少しビビりつつも中に入ります。全長125mと歩いて通過するには少し長いトンネルです。
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フラッシュをたいて撮影してみました。
想像以上にトンネルが狭く感じ、こんなところをよく電車が通っていたなー、と。
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何かやら脇に行けそうな感じですが・・・。もちろん塞がっていますが。
退避場だったのでしょうか。
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三五山トンネルを抜けると、スタンプ台があります。
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そして、またテクテクと廃線敷を歩いていきます。
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けやきなどはすっかり葉を落としていて、これはこれで趣があって好きなのですが、紅葉のシーズンに来ればさぞキレイだった事でしょうね。
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休憩できるようにでしょうか。
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この辺はあえてこうしているのでしょうか・・・。
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焼けた木です。何なのでしょうか・・・。
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注意書きの看板に、牛、馬、羊などを放牧しない事と書いてあります。
うーん、こんな事を書いてあるっていうのは、実際にやった人がいるからなのでしょうね・・・。恐るべき長野県民。
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青々茂っているのは竹です。
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踏切が見えてきました。
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道路に線路を残しているのは、「あえて」なのでしょうね。
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けやきの森自然公園に到着しました。
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トイレは冬期間閉鎖されているので要注意です。
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マレットゴルフ場もあります。
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けやきの葉が茂っている時に来れば、本当に森林浴という感じで気持ちよさそうですね。
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クラブハウスなるものが・・・。机も椅子も若干汚れが・・・。
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目的地としていた漆久保トンネルまではあとわずかです。つづく。